全日空(ANA)は2019年春に東京/ホノルル線で運航するエアバスA380型機について、ウミガメを描いた特別デザインと機体の愛称を発表した。
ANAでは昨年10月7日~11月30日まで、特別デザインを募集。応募総数2197作品のなかから、「ウミガメの家族」をコンセプトとする「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」に決定した。
ウミガメはハワイで、ウミガメを見ると幸福や繁栄が訪れるといわれ、人々に愛されている生物。特別塗装機でハワイ旅行をする旅客にも幸福が訪れるように願いを込め、愛称は「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU」に決めた。
同デザインの作品を応募した東京都の増岡千啓さんには、大賞の賞品として、東京/ハワイ線のビジネスクラスペアチケットをプレゼントする。このほか入賞作品に選定した4作品にも、記念品を贈呈する。
これにあわせ、ANAグループでは絶滅危機にある野生生物のリストに掲載されているウミガメのハワイでの保全活動にも協力していく。
なお、A380型機のデザイン決定を記念し、ANAセールスが「ANA旅行積み立てハワイ限定プラン」を2017年4月13日に発売する。積み立てプランの最大年利率を、A380にちなみ3.8%とし、通常の3%よりお得に設定した。