NTTドコモは、外国語の料理メニューにスマートフォンのカメラをかざすだけで翻訳するアプリ「料理メニュー翻訳AR」を開発した。2017年6月中旬からトライアル提供を予定する。
開発にあたっては、海外旅行や訪日旅行中の食事シーンに必要な情報を選別。NTTドコモが2012年1月まで試行していた「料理メニュー翻訳(おためし)」を基盤に、料理メニューに写真や関連情報を付与するAR技術を開発した。料理メニューの翻訳だけでなく、料理のイメージ画像や料理に関する情報も表示する。
対応言語は英語、中国語、韓国語の3か国語と日本語の相互翻訳。対応機種はAndroid5.0以上のスマートフォン。NTTドコモでは今後、料理以外の分野にも、同技術の適用を検討していく方針だ。