京都市観光協会と京都文化交流コンベンションビューローがこのほど発表した2017年4月の外国人客宿泊状況調査によると、外国人旅行者の利用割合が前年比5.3ポイント増の50.9%で初の5割超えを記録。単月最高となった。
国・地域別構成比では、米国が14.8%で最多。次いで、中国(14.5%)、台湾(12.3%)の順に。米国が月間比率トップとなったのははじめて。また、国内全体の国・地域別構成比と比較すると、京都では昨年同様に、欧米諸国の割合が多い点が顕著な結果となっている。
京都と日本全体における外国人客に占める割合は以下のとおり。
また、4月の稼働率は前年比1.9ポイント増の94.6%。2014年4月の97.6%、2014年11月の95.1%に次いで、調査開始以来3位の高稼働率となった。
この調査は、京都市内の客室数の約4割を網羅する35ホテルを対象に実施するもの。簡易宿所や民泊利用者などは含まれていない。