ユネスコ無形文化遺産の「秩父夜祭」、観覧席の販売開始、バスツアーや臨時列車の運行も

秩父鉄道は2017年12月2日、3日に開催される「秩父夜祭」で、祭のハイライトの観覧に適した「秩父夜祭屋台観覧席券」を発売する。

屋台観覧席は秩父市役所前の御旅所内特設会場に設置。祭のクライマックスといわれる屋台・笠鉾の団子坂の曳き上げが見られる特等席で、ベンチシートの全席指定で用意する。発売日は11月1日で、価格は6000円。売り切れ次第終了で、残券があれば当日も販売する。

また、祭にあわせ、バスツアー「秩父夜まつり」も運行。当日、秩父市中心に乗り入れる唯一のバスツアーで、祭を最後まで鑑賞後、バスで帰路につく。ツアーは大宮、上尾、桶川、熊谷の発着で、観覧席付きが1万4800円、観覧席なしは8800円。

さらに、祭の終了後、埼玉県内の主要駅を通って東京まで結ぶ帰路の専用バス「東京かえるライナー」も設定。都内では上野駅で始発の時間まで待機し、その後、東京駅、新宿駅、池袋駅まで運行する。料金は大宮まで5500円、大宮以遠は6500円。

このほか、祭にあわせ、11月25日~12月3日には、特別ヘッドマークを掲出する「急行秩父夜祭号」を運行。12月2日と3日には、SL秩父夜祭号を運行する。さらに12月3日には普通列車、急行列車を臨時増発し、観覧を目的に訪れる多くの利用者に対応する。

なお、11月18日には、秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」のイラストの入った秩父夜祭の記念乗車券も発売する。


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