来年2018年3月29日に、かつて滋賀・琵琶湖から京都まで物資を運搬した舟運「琵琶湖疎水通船」が復活する。
琵琶湖疎水は1890年(明治23年)に初めて造られた水路で、この開削をきっかけに京都の近代化が進んだとされる。ピークを迎えた1925年(大正14年)には、1日当たり150隻の船が運航され、年間22万2927トンの資材を運搬。1951年(昭和26年)に終焉を迎えるまで、旅客のための遊覧船も行き来していたという。
そんななか、京都市では「明治150年」となる2018年に本格運行再開を決定。春と秋を中心に年間82日、同乗のガイドが案内する予定で、2月1日より予約受付をおこなう。
琵琶湖疎水