海外渡航者と訪日外国人向けにWi-Fiルーターレンタルサービスを行なうビジョンは、日本国内での移動手段として、送迎予約および送迎サービスに参入する。
ビジョンでは現在、事業戦略において「旅行関連サービスプラットフォーム」の拡充に努めており、その一環として先ごろには、海外渡航での空港送迎予約サービス(150か国500都市超)の取次を開始したところ。
今回は国内について、まずは都内の東京23区と武蔵野市、三鷹市を出発地または到着地とする運行から開始。ビジョングループの運営及びパートナーを介し、全国区主要都市に順次拡大する予定だ。同社のWiFiルーターレンタルサービスを利用する、海外渡航者や訪日外国人客、法人を中心に、ビジネスでの利用や空港送迎、観光でのスポット利用などを見込む。
国内送迎予約・送迎サービスの開始時期は2018年秋を予定。予約はウェブサイトのほか、アプリ、Eメール、電話、ファックス、法人登録者向け専用ウェブサービスで受け、アプリで配車手配から目的地設定をできるようにする。また、運行車両にはWiFiと翻訳デバイスも完備。アプリ利用や法人契約の場合には、決済手段の事前登録により、乗車時の決済を不要とする。