関西国際空港に2018年6月15日、ビジネスジェット専用施設「Premium Gate 玉響(たまゆら)」がオープンする。
専用の保安検査場やCIQ(税関、出入国管理、検疫)施設に加え、車の乗降場所や駐車場、会議室、受付カウンター、待合ラウンジなどを設置。これまでは、ビジネスジェットの利用客も、第1ターミナルで一般の出入国の動線を使用していたが、専用施設の供用開始によって、よりスムーズな出入国手続きとプライバシー性の高いサービスが提供されるようになる。
開業場所は、第2ターミナルビル(国内線)内で、運用時間は24時間対応。料金は20万円(税抜)で、利用希望日の前日正午12時までの申し込みが必要。
なお、関西地域では今後、2019年のG20 大阪開催とラグビーワールドカップ、2021年のワールドマスターゲームズに加え、2025年開催で誘致を目指している大阪万博など、国際的な大イベントが控えている。関西国際空港では、さらなるビジネスジェットの需要を想定しており、今後も空港での安心・安全で、充実した時間が過ごせる環境づくりに努めていくとしている。