宿泊施設の予約・販売管理システム「TL-リンカーン」を提供するシーナッツはこのほど、BtoB卸売りの世界大手Hotelbeds グループが展開する「Hotelbeds」と連携を開始した。これにより、Hotelbedsに登録された宿泊施設の客室を、TL-リンカーンが管理する他のネット販売先と共有できるようになり、残室の一括調整が可能となる。TL-リンカーンを導入する施設は、従来の「通知受信連携による予約情報のデータ化」というメリットに加え、よりシームレスな残室管理による販売チャネルの拡大につなげられる。
TL-リンカーンは、旅行会社とネット販売からの通知を一元管理し、残室・料金調整が一括でできるサービス。ネット販売で手間となる複数の管理画面を一括管理できるほか、ホテルシステム(PMS)とのデータ連携も行っているため、通知情報の手入力、転記などの業務負荷を軽減。業務改善と増売を同時に実現できる。
一方、Hotelbedsを擁するHotelbeds グループは、主にHotelbeds、Bedsonline、Tourico Holidays、GTAのブランド名で事業を展開。185カ国以上のマーケットにおいて6万社を超える旅行の中間業者と、17万件を超えるホテル、2万2000件超のトランスファーサービス、1万6000件以上のアクティビティをつないでいる。
シーナッツHotelbeds グループ