海外渡航者と訪日外国人向けのWi-Fiルーターレンタルサービスを展開するビジョンは、今年4月に開始した送迎予約および送迎サービス「プロドラ(ProDrivers)」で海外の一部エリア料金を引き下げた。Wi-Fiルーターレンタル「グローバルWiFi」の利用者が対象。
ビジョンでは事業戦略として「旅行関連サービスプラットフォーム」の拡充を推進しており、プロドラはその事業の一つ。プロライセンスを取得し、保険加入する専門ドライバーによる送迎サービスとその事前予約を提供している。
今回の海外一部エリア料金の引き下げでは第一弾として、ハワイを対象に設定。ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)/ワイキキ市内主要ホテル間の事前予約サービスを、通常料金40米ドル~のところ、グローバルWiFiの利用者には32.67米ドル~で提供する。これは、一般的なタクシー利用に比べ、1000円以上割安になるという。
なお、プロドラは国内ではビジョングループの運営で、都内で実施。海外では資本業務提携先であるディーエルジービー(DLGB)社が提供する世界150か国500以上の都市に対応した「SmartRyde」の取次として、空港送迎サービスを提供している。