日本政府観光局、各地のデジタルマーケティング事例を紹介、第一弾は福島県にフォーカス

日本政府観光局(JNTO)はこのほど、効果的なデジタルマーケティング手法などを活用した訪日プロモーション事例を公開した。JNTO運営の「地域インバウンド促進サイト」を通じ、国内各地における取組事例を記事や画像、動画などとともに紹介していくもの。

第一弾は、「『デジタルマーケティングで訪日客を呼び戻せ!』福島県の挑戦」。震災の風評被害を払拭して訪日旅行者の誘客につなげる目的で、福島県観光交流局が展開した内容を取り上げる。

記事では、ターゲティングのプロセスで用いた分析手法やテーマ、実際の展開、その後の効果測定などを紹介。単県ではなく広域周遊ルート「ダイヤモンドルート・ジャパン」を立ち上げて海外4か国に訴求ことに始まり、制作した「ヒストリー&サムライ編」動画の反響の大きさを受け、新たに「サムライ・スピリット・ツーリズム」事業を開始するに至った流れなどがインタビューとともに紹介されている。

同サイトでは今後も各地の事例を公開していく計画。現在予定されている内容は以下のとおり。公開予定のタイトルは、公開時に変更となる場合がある。

訪日インバウンドプロモーション取り組み事例 公開スケジュール

  • 2018年12月17日 公開:「デジタルマーケティングで訪日客を呼び戻せ!」福島県の挑戦(福島県観光交流局観光交流課)
  • 2019年1月15日 公開予定:行政と民間企業との連携によるプロモーション(秩父地域おもてなし観光公社)
  • 2019年1月21日 公開予定:外国人目線を活用したプロモーション(田辺市熊野ツーリズムビューロー)
  • 2019年1月28日 公開予定:ロケーションツーリズムの取り組み(佐賀県)
  • 2019年2月4日 公開予定:広域連携によるプロモーション(山陰インバウンド機構)
  • 2019年2月12日 公開予定:ブランド戦略およびマーケティングを活用したプロモーション(高千穂町観光協会)
  • 2019年2月18日 公開予定:限られた予算の中で実施するBtoBプロモーション(木曽おんたけ観光局)

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