訪日中国人の「タビナカ検索」キーワード2018、都道府県別は大阪府がトップ、観光地は「皇居」が首位で「富士山」は圏外に ―バイドゥ

中国の検索大手バイドゥはこのほど、訪日中国人による日本での検索ランキングを発表した。それによると、都道府県別では「大阪府」がトップ。次いで京都府、北海道、愛知県、東京都と続いた。2017年に4位だった沖縄県は圏外となり、愛知県がランクインしたかたちだ。

また、「心斎橋」「横須賀」「那覇」など、具体的な都市名や地域名を検索する傾向もみられ、訪日外国人の知識が充実してきている様子も確認できたという。

一方、観光地や名所では「皇居」がトップで2位が「清水寺」、3位「河口湖」と続く。2017年に上位5位にランクされた「富士山」「江の島」「お台場」「海遊館」は圏外となり、訪問先の傾向にも変化が表れている様子が見受けられる。

なお、グルメ関連のワードでは、昨年1位だった「日本酒」に代わって「味噌汁」がトップとなった。続いて「フグ」「和牛」「定食」「お好み焼き」の順に。中国国内で2016年に解禁されたフグがランクインしたのが特徴的だ。

また、アニメ関連では「ガンダム」「NARUTO」といった人気ワードに加え、ワンピースの登場人物「ゾロ」がランクイン。そのほか「一休さん」「ダッフィー」もトップ5に含まれた。

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