エクスペディアはこのほど、現在50代の「昭和世代」と20代の「平成世代」を対象とする海外旅行調査を実施した。
まず、「憧れの旅行先」を訪ねたところ、昭和世代も平成世代も「ハワイ」で一致。ただし、「20代のときの友だちとの旅行先」は、平成世代では「台湾やソウルなどのアジア」(44%)が、昭和世代は「ハワイ」(35%)がトップとなった。昭和世代では「そもそも海外が選択肢になかった」(26%)との回答が3位になっている。
また、初めての海外旅行年齢は、平成世代は10代が53%だったのに対し、昭和世代は20代が8割で大多数を占め、10代での海外旅行経験者は12%。海外旅行体験の低年齢化がみられる結果となった。
一方、海外旅行時の必需品をみると、昭和世代は「ガイドブック」(84%)が最多で、「地図」(29%)、時計(27%)、インスタントカメラ(22%)、外国語会話集(17%)の順で続いた。一方の平成世代で最も多いのは「スマートフォン」(72%)。次いで「ガイドブック」(56%)、「WiFi」(48%)、「ポータブル充電器」(31%)、「地図」(29%)となり、タビナカでのネット環境を重視する様子がうかがえる結果となった。
今回の調査は2018年10月26日から29日まで実施したもの。対象は、20代から50代までの海外旅行経験者。サンプル数は400名。