岩手県釜石市、空き家活用で「民泊」✕「ルームシェア」を開始、楽天らと

岩手県釜石市、住生活情報サービスのLIFULL、楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULLSTAYは2019年3月18日から、釜石市の空き家活用でモデルケースの運用を開始した。市内の単身者2名がルームシェアしながら居住し、普段使用しない空室を民泊施設として貸し出すことで月々の家賃を補填する仕組み。3者が2017年12月に締結した「空き家利活用を通じた地域活性化連携協定」による取り組みの一環として実施する。

釜石市は空き家数が800戸を超える一方、単身者向けの廉価な物件が少ないことが課題となっている。空き家の利用だけでなく、単身者に向け移住を促進したい考えだ。楽天LIFULL STAYが運営する民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」で予約を受け付ける。釜石市はラグビーワールドカップの開催地に選定されていることから、期間中の宿泊施設不足対策も見込む。

釜石市の空き家活用モデルケース:発表資料より

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