エクスペディア グループはこのほど、2018年の国内宿泊施設の需要に関する分析結果を発表した。それによると、国内旅行者による需要が多かった地域は東京、大阪、沖縄、名古屋、京都の順。そのほか、埼玉(130%増)、青森(95%増)、岐阜(95%増)、高知(90%増)、茨城(80%増)と、大都市圏以外の人気の高まりも確認された。
インバウンド需要をみると、上位となった東京、大阪、京都、沖縄、福岡はいずれも前年比で平均5割増を記録。伸び率では、国内需要と同様に埼玉(170%増)が群を抜いて大きく伸びたほか、青森(110%増)、新潟(90%増)、愛媛(85%増)、鳥取(85%増)の順となった。
日本を訪れた海外旅行者による需要の伸び率は、トップがインドネシア(230%増)。次いでアイルランド(200%増)、スペイン(100%増)、インド(100%増)、イタリア(70%増)の順。
なお、日本人による国内からの宿泊予約は5割がモバイル経由となり、世界平均の3分の1を上回る結果になったという。