旅行業界に特化したAIチャットボットなどを展開するtriplaは2019年6月11日、JR東日本スタートアップなど計9社から約6億円を調達したと発表した。同社は問い合わせにAIが多言語で自動回答する「triplaチャットボット」、宿泊施設の自社ホームページからの予約を支援する「triplaホテルブッキング」などのサービスを展開。資金調達により販売拡大を図るとともに、サービス機能改善を進める。
引受先は三井住友海上キャピタル、イノベーション・エンジン、リード・キャピタル・マネージメント、CSAJスタートアップファンド投資事業有限責任組合、NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合、JR東日本スタートアップ、ハックベンチャーズ、Kips、ラクスの9社。JR東日本スタートアップは「急増する訪日外国人旅行者のニーズに対応できるAIチャットボットのサービスに親和性を感じた。JR東日本グループが展開するホテルやレンタカー予約に本格導入したい」などとコメントしている。