日本政府観光局(JNTO)は英国向けPRキャンペーンに、現役オリンピック選手のトム・デイリー選手を起用した。トム・デイリー氏は飛込競技の英国代表。東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、英国のスポーツ関心層へ日本の魅力をアピールする。
すでに東北地方4県にデイリー氏を招請。会津若松市で弓道や青森のねぶた祭りなどを体験し、オリンピック選手の目線から日本を紹介する動画を撮影しており、SNSなどで発信する。デイリー氏は「東京2020を控えており、知られざる新たな日本の魅力をフォロワーに伝えたい」などとコメントしている。
2018年の英国からの訪日者数は過去最高の33万人。2019年9月に開幕するラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック、パラリンピックなどを控え、訪日市場拡大に向けた取り組みを強化する。