令和初の冬のボーナスについて、「もらえそう」は約4割で、使い道トップ3は「貯金」が73.7%、「買い物」45.6%、「旅行」38.7%。JTBのボーナスと旅行に関する調査で、このような結果が明らかになった。
また、「旅行に行く予定がある/行きたいと考えている」は34.2%、51.2%は「旅行に行きたいけれど、現実的には難しそう」と回答。さらに、ボーナスをもらえる予定の47.3%は「旅行に行く予定がある/行きたいと考えている」と回答していることから、自由に使えるお金があれば旅行に行きたいと考えている人が多いことがうかがえる。
調査は2019年11月19、20日に、全国に住む20~69歳の旅行が好き、かつ旅行に行きたいと回答した日本人男女1000名を対象にインターネットで実施したもの。
これによると、今年の冬のボーナスが「もらえると思う/もらえる」と回答したのは41.2%にとどまった。使い道を年代別にみると、20~30代の8割超が「貯金」と回答、60代は「旅行」が半数で他の年代より多かった。ボーナスを貯金する理由はすべての年代で「将来が心配だから」が圧倒的に多く、JTBは「消費増税の影響や景気の先行き不透明感が影響している」と分析している。
ボーナスの使い道で73.7%が回答した「貯金」については、定期的に積み立てをしている人は56.2%。積立方法は「円での積立」が83.1%で圧倒的に多く、「確定拠出年金」13.5%、「外貨での積立」12.6%の順。「旅行積立」は3.6%にとどまっている。