世界16市場の「ひとり旅」への意識調査、旅行者の期待と不安が浮き彫り、日本人の41%が「寂しさが怖い」

旅先体験予約サイト「Klook(クルック)」は、世界16市場の約2万1000人を対象に「一人旅」に関する意識・実態調査を実施した。それによると、年齢、性別、国籍に関わらず、調査対象市場全体では76%が「一人旅をしたことがある」もしくは「一人旅をしようと思ったことがある」と回答。日本人全体でも73%と高い結果となった。

報道資料より

年代別では、「Z世代(18〜24歳)」が80%、「ミレニアル世代(25〜39歳)」が79%、「X世代(40〜54歳)」が73%、「ベビーブーム世代(55歳以上)」が71%に達し、年齢に関わらず「一人旅」のニーズがあることがうかがえた。

「一人旅」をしたい理由としては、「日常から離れて自分の時間を楽しみたい」が60%でトップ。次いで「自分へのご褒美として」が52%となった。

報道資料より

一方、半数が 「旅先での寂しさが怖い」と感じる結果となった。世代間での差もあまりなく、「Z世代」「ミレニアル世代」「X世代」「ベビーブーム世代」のいずれでもトップ項目となっている。また、日本人でも41%(女性では48%)が旅先で寂しくなることを心配していることが分かった。

報道資料より

クルックが「一人旅に関する意識・実態調査」を実施するのはこれがはじめて。 2019年10月10日〜16日の期間、 英国のYouGov社によって、英国、アメリカ、日本、韓国、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、インド、タイ、オーストラリア、ニュージーランドで行われた。

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