ANAとJALは、高齢者や障害者など配慮を要する旅行者に向けた「新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた接遇ガイドライン」を、日本ケアフィット共育機構の監修のもと、共同で策定した。
具体的には、車いすの移乗サポートや手引き誘導など、高齢者や障害者などの身体に触れる必要のある場合は、手指消毒・除菌を徹底するとともに、飛沫感染防止のため正面を避け斜め前や横から案内を行う。
また、視覚障がいや聴覚障がいなどによって、周囲の感染対策状況がわからない場合やアナウンスを聞き取ることが難しい場合には、要望に応じた適切な案内と情報提供を行うほか、マスク越しで声が聞き取りにくい場合は、はっきりゆっくりとお話しするとともに、介助支援ツールなどを 活用した円滑なコミュニケーションを目指す。