観光庁は、「GoToトラベル事業」の利用実績を発表した。それによると、事業が開始された7月22日~10月15日までの利用人泊数は約3138万人泊。割引支援額は約1397億円となった。前回発表された9月15日までの利用人泊数は約1689万人、割引支援額は約735億円だったことから、1ヶ月で利用者、割引額とも倍近くに増えた。
観光庁は、参加事業者への給付金支給までの日数について、審査フローの改善などにより審査期間を短縮し、今後原則として申請から3週間以内の支払いを目指すほか、審査件数の増大に対応するため、11月以降の申請からオンライン申請システムを導入する。
また、泊数制限も導入。一定期間以上の宿泊については、ビジネス目的のものが多い利用実態を踏まえ、GoToトラベル事業の支援対象を1回の旅行で7泊分までとする。