タヒチ観光局が、2020年12月8日、日本の旅行業界に向けて「タヒチ・スペシャリスト・プログラム」を発表した。タヒチ旅行のスペシャリスト育成を目的とした新しいオンライン・トレーニング・プログラムで、タヒチの島々に関して旅行販売における知識を向上させるものだ。
新型コロナウイルスの世界的な流行で、国境をまたいだ移動が制限されるなか、特に海外旅行市場はかつてない打撃を受けている。旅行会社にとって厳しい時期は続いているが、ポストコロナを見据えて、今こそ海外旅行再開に向けて準備できることはしておきたい。
認定されると研修旅行や見積もり依頼も
南太平洋の中心に位置する118の島々。美しいブルーラグーンと広々とした白砂のビーチ、色鮮やかな珊瑚礁に手つかずの自然が残る雄大な山々、そしておもてなしの文化――。現在、日本からの海外旅行は難しい状況だが、SNSを中心にタヒチ観光局のオンライン検索、エンゲージメント数は増加しており、移動が制限されているからこそ、再開を待ちわびている人々が多いといえる。
「タヒチ・スペシャリスト・プログラム」は、タヒチへはどのように行くことができるか? 何を見るべきか? 離島へ行く交通手段とは? といった旅行販売に必要な情報が網羅されている。オンラインならではの特徴として、受講はいつでもスタート、停止も可能といった具合に自分のペースを大切にしながら学び進めることができる。参加は、PC、スマホやタブレットなどさまざまなデバイスからアクセスが可能だ。クイズ形式の設問もあり、楽しみながらタヒチの島々が、バケーションに最適な理由について教えてくれる。
受講者にはタヒチの島々の基本情報や最新トピックスを学ぶ機会とともに、今後の販売実績に応じてタヒチ・スペシャリスト認定者として消費者にアピールする資格が付与される。また、タヒチの島々への研修旅行への参加など、認定レベルに応じたさまざまな特典を受けられるのもポイントだ。スペシャリストに認定されると、タヒチ観光局のウェブサイトを訪れた人から見積もり依頼が届くこともある。
タヒチ観光局⽇本オフィス・マネージャーのJack UENOYAMA氏は、「刷新したタヒチ・スペシャリスト・プログラムは、海外旅⾏に携わる⽇本の海外旅⾏商品販売担当者にとって、タヒチの島々への旅を日本の消費者に紹介する最強のツール。⽇本人の海外旅⾏に対する思いは強く、近い将来必ず回復する」と力を込める。
タヒチ・スペシャリスト・プログラムは以下から登録が可能。言語選択画面で「日本語」を選択すると日本語での画面が表示される。
広告:タヒチ観光局
お問い合わせ:info@tahititourisme.jp
記事:トラベルボイス企画部