米国務省、日本への渡航中止を勧告、渡航警戒を最高の「レベル4」引き上げ、東京オリンピック参加に影響か

米国務省は2021年5月24日、米国民に対して日本への渡航中止を勧告した。日本の新型コロンウイルス感染者が増加していることから、米疾病予防管理センター(CDC)が日本に対する渡航警戒を最高のレベル4(Do Not Travel)に引き上げたことを受けたもの。

この勧告は日本への旅行を法的に禁止するものではないが、AP通信は、7月に開幕を控えた東京オリンピックへの出場選手の来日に影響を与えるかもしれないと報じている。

CDCは、日本の現状では、ワクチン接種を受けた人でさえ、変異株に感染するリスクがあると指摘し、日本への旅行は避けるべきたとしている。

一方で、米オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は5月24日、「USOPCと東京オリンピック委員会は、出場選手に対して、日本への渡航前、到着後、大会中も検査を求めている。米チームの安全なオリンピック参加は可能」との声明を出している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…