観光庁は、「第2のふるさとづくりプロジェクト」を立ち上げ、取り組みの方向性や具体的な内容について検討を行うため、有識者会議を開催する。このプロジェクトは、「何度も地域に通う旅、帰る旅」という旅のスタイルの推進、関係人口の推進・定着させることで、国内観光の新しい需要を掘り起こし、地域経済の活性化につなげることを目的とするもの。
この背景には、コロナの影響によって、密を避けて、自然環境にふれるニーズが増加しているほか、大都市の若者が田舎に憧れを持つ動きがある。
観光庁は、人材派遣や地域課題解決に参画する滞在型コンテンツの開発、古民家活用や空き家の再生による滞在環境の整備、観光型MaaSやサブスクリプションプランによる移動の確保などを通じて、地域が一体となった活性化を図っていきたい考えだ。