JR東日本は、コロナ後のインバウンド回復を見据えて、台湾訪日旅行者向け情報サイト「JR TIMES」を開設した。台湾はJR東日本の鉄道パスを最も利用しているマーケット。リピーターが多く、日本の鉄道への関心も高いことから決めた。
サイト内では、全国の鉄道に情報、地域情報などを配信していくほか、2022年1月以降には数量限定の地域産品などのオンライン販売を展開する。第1回は栃木に焦点を当て、日光、那須、益子などのエリアの観光素材と地域産品を紹介する。第2回は新潟、第3回は青森の予定。
サイトからは、「JR-EAST Train Reservation」で「JR EAST PASS」 をはじめとする鉄道パスの購入も可能。列車の予約やパスの利用法などの質問にチャットボットで回答する。
運営は、JR東日本やJALが共同で設立した「創造旅行社股份有限公司」が、新たに設立した「創造台日交流有限公司(JRECC)」が行う。