福島県の会津若松市で、「デジタル観光パスポート」の実証実験が始まった。昭文社ホールディングスの子会社マップル、三菱商事が、会津若松観光ビューローの協力でSNS活用の「会津若松観光パスポート」を通じて地域のファンづくり、誘客に取り組む。タビマエからタビナカ、タビアトまでの観光客との接点強化、継続的な関係創出を図る。
「会津若松観光パスポート」は、観光客が現地に訪問する際に必要となる観光・土産、地域産品などの情報やクーポンを一元的に提供。2021年12月から「会津若松観光パスポート」としてLINE公式アカウントを開設し、鶴ヶ城を訪問した観光客へのサービス提供をスタートした。現地の観光情報提供による周遊、クーポンの提供による消費促進、SNSでのつながりによる関係人口化を図るとともに、ユーザーの行動をデータとして蓄積する。