路線バス車内で移動中の充電や、モバイルバッテリー貸出しサービス、両備バスが実証実験

両備ホールディングスは2022年3月8日から、両備バスカンパニーが運行する路線バスの車内で、モバイルバッテリーシェアリングサービスの実証実験を開始した。INFORICHの「ChargeSPOT」を利用するもので、実証実験には両社のほか、日本空港ビルデングも連携する。

両備バスは路線バス18台の車内にバッテリースタンドを設置し、バスでの移動中の充電のほか、バス車内でバッテリーレンタルを提供し、降車後に岡山駅の近隣16カ所で返却をできるようにした。

また、ChargeSPOTのデジタルサイネージを広告媒体として活用し、路線バスの情報発信の可能性を追求する。実証実験を通し、路線バス車内の快適性と利便性の向上に努める方針だ。実証実験の期間は、2022年3月8日~12月31日まで。

一方、INFORICHでは、スマホ利用の快適な環境の創出を目的に、移動型充電スポットの展開を図る。これまで、羽田空港など空港や駅、公共施設、店舗等での展開を進めてきたが、路線バスへの設置は今回が初めてだという。

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