米国、公共交通機関でのマスク着用義務を5月3日まで延長、変異種の影響見極め対応で

米政府は2022年4月13日、航空機および公共交通機関でのマスク着用義務を5月3日まで延長すると発表した。今年3月に新たな感染防止策を考える時間を確保するためとして、マスク着用義務を1ヶ月延長していたが、さらに15日間延長されたことになる。

米政府は、現在米国で流行の中心となっている変異株オミクロンBA.2の影響をさらに見極める必要があることから、延長を決めたとしている。

米疾病予防管理センター(CDC)は、「感染者の増加が死亡や重篤な疾患に及ぼす影響、医療制度の能力を再評価するために、延長は引き続き有効」との声明を出している。

先月、マスク着用義務の延長を決めたとき、米運輸保安局は、CDCに対して、義務化に代わるより柔軟な戦略を立案することを期待していたが、そのようにはなっていない。

マスク着用とは別に、米政府は2020年初めから発出している公衆衛生緊急事態を90日間延長することも決めた。

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