JALグループは、機内食におけるSDGsに配慮した取り組みを拡大する。東南アジア・東アジア路線中心に展開していた、機内食が不要な乗客が事前キャンセルできる「JAL Ethical Choice Meal Skip Option」を、2022年12月から国際線全路線で展開。食品廃棄削減を図るとともに、深夜便中心にゆっくり休んでもらえるようにする。
同サービスは、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalが取り組む社会貢献プログラム「TABLE FOR TWOプログラム」(TFTプログラム)の対象メニューとして設定。キャンセルされた機内食1食ごとにJALからTFT事務局に一定額が寄付され、飢えに苦しむ開発途上国の子供たちのための学校給食事業に充てられる。
このほか、ビジネスクラスの機内事前予約を通じた機内食搭載数の適正化、ワカメ由来の「ツナ」を使用したラップサンド提供などにも取り組む。