ユナイテッド航空は、新たにボーイング787を100機、追加発注した。この発注には100機購入のオプション契約も付随しており、米国の航空会社としては、過去最大の広胴機の発注となった。今回の発注機材は、787-8、787-9、787-10モデルから選択することが可能で、引き渡しは2024年から2032年にかけて行われる予定。
新たに導入される787は、既存のボーイング767および777と代替される。これによって、同社は新型機1席あたりの二酸化炭素排出量が最大 25%削減されるとしている。
また、ユナイテッド航空は、ボーイング737MAXの購入オプションを行使。2024年から2026年にかけて44機が納入される。さらに、2027年以降の導入に向けて56機の追加発注を準備しているという。
2023年には毎週平均2機以上、2024年は毎週平均3機以上が納入され、2032年末までに納入される機材は広胴機と狭胴機合わせて約700機となる。
このほか、ユナイテッド航空は、国際線機材のアップグレードも進めており、現在までのところ90%以上でビジネスクラス「United Polaris」とプレミアムエコノミークラス「United Premium Plus」を装備。2023年夏までには全ての機材への装備が完了する。