ANAあきんどの代表取締役社長である菅谷とも子氏が、2023年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。
菅谷氏は、2021年4月、ANAあきんどがANAセールスから社名を変更し、地域に貢献する事業を推進する会社として生まれ変わったことに触れたうえで、3年目を迎える2023年は2年間で得た知見を活かしながら、ANAグループの主力である輸送を基盤に、地域と地域を結ぶ新たな需要創出の機会をつくると意気込んだ。
また、国際線の運航再開による海外旅行、訪日需要拡大に着目し、コロナ後のトレンドに必要とされる事業に取り組むとしている。
発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。
2023年 年頭所感 ~地域と創る新しい出会い~
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症による行動制限が始まって、今年で4年目を迎え、ウィズコロナが新しい日常生活となっています。この長い期間、休むことなく感染症に対峙されている全国の医療従事者様はじめ、感染拡大防止にご尽力されている関係機関の皆様に、改めて深い敬意と感謝を申し上げます。
昨年は、記憶に新しいサッカーワールドカップの開催が大きな盛り上がりを見せ、国内でも全国旅行支援の開始と、スポーツや各種イベントが有観客で開催され、航空需要も徐々に回復に向かう兆しを見せております。
2021年4月、ANAあきんどはANAセールス株式会社から社名を変更し、新しい役割である地域に貢献する事業を推進する会社として生まれ変わりました。2022年はANAのホームページの中で、各地域の個性的な魅力を情報発信し、オンラインツアーやワーケーション等、人流・物流・交流の発展に繋がる事業に取り組んで参りました。需要回復の兆しが見える今、基調に遅れることなく、これからも地域の皆様と共に様々な分野で地域の発展に貢献してまいります。
ANAあきんどとして迎える3年目の今年は、2年間の経験から得た様々な知見を活かしながら、ANAグループの主力事業である輸送を基盤に、地域と地域を結ぶ新たな需要創出の機会を創ります。また、国際線の運航再開による、海外旅行需要の回復、訪日外国人の旅行需要の拡大にも着目し、コロナ後のトレンドに必要とされる事業に精一杯取り組んで参る所存です。
ANAあきんどは、地域とともにしあわせな日本の未来を創るために、今年も全国各地で活動してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ANAあきんど株式会社
代表取締役社長 菅谷とも子