オーストリア、高速道路の新たな通行料オプション、24時間有効パスで8.6ユーロ、来年から

オーストリア政府は、高速道路を利用者に対して通行料金を徴収する新たな案を決議した。今後、この決議は議会で審議される。

オーストリアでは現在、同国への滞在期間に関わらず、旅行者は10日間、2ヶ月、1年間のオプションから通行料金を選ぶことができる。

オーストリア運転者協会「ÖAMTC」によると、2024年からドライバーに対して24時間有効パスで8.6ユーロ(約1360円)を課金する予定だという。

来年には10日間パスが9.9ユーロ(約1560円)から11.9ユーロ(約1880円)に値上げされるが、24時間8.6ユーロよりもまだ割安になることから、10日間パスを選ぶ旅行者の方が多いとの見方もある。

一方、2ヶ月パスは29ユーロ(約4580円)から28.9ユーロ(約4570円)に値下げされる。年間パスの料金は変わらず96.4ユーロ(約1万5230円)。

通行料金の支払いを証明するには、国境の料金所またはオーストリア国内のショップで入手できるステッカーをフロントガラスに貼り付ける必要がある。

※ドルユーロ換算は1ユーロ158円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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