タビナカの国際会議を主催するアライバル(Arival)は、「2024年の米国のアウトドア アドベンチャーとアクティビティ旅行者」レポートを公表した。
レポートによると、2023年の旅行した米国人旅行者の59%がアクティビティに参加。過去1年間に旅行経験がある1000人に対するアンケート調査では、アウトドアアクティビティに参加した人のうち80%が55歳未満、30%が収入15万ドル(約2190万円)以上だった。
さらに、アクティビティに参加した旅行者の4人に3人が、「アクティビティは旅行に不可欠」と評価していることも明らかになった。
屋外アクティビティ参加回数が増加
レポートのハイライトとしては、アクティビティの参加回数が増加している点があげられる。
2023年、旅行者は1回の旅行で平均4つのアクティビティに参加し、前年の3.5回から増加した。カヤックやパドルボードなどの水上アクティビティの参加者は、2019年の20%から2023年には49%に、ハイキングやサイクリングなどの陸上アクティビティの参加者も2019年の34%から2023年には48%に増えた。
アクティビティ1回あたりの支出額は平均300ドル(約4万4000円)。これは 2019年144ドル(約2万1000円)の2倍以上となったが、2021年の404ドル(約5万9000円)は下回った。
※ドル円換算は1ドル147円でトラへベルボイス編集部が算出