出張宿泊時のストレス、「ネット接続がない時」が4割 -IHG調査

インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)の調査によると、ホテル客室の付加機能・サービスの中で最も重視するものとして「インターネット」との回答が61%となり、テレビ(17%)、バスルーム(5%)など他を大きく上回った。

自宅にいる家族との連絡方法は電話よりもインターネットを好むとするのが64%で、「出張旅行時は無料でインターネット利用できたほうが嬉しい」との回答は89%。出張者の40%が最大のストレス原因として「インターネット接続環境がなくて家族と連絡が取れない」ことを挙げており、これは交通が不便(26%)、騒々しい環境(24%)を上回った。仕事のストレス解消策として、子どものいる回答者のうち53%が「自宅にいる家族との交流」をあげ、「家族との交流手段がない出張旅行はとても残念」とする回答が65%を占めている。

以上のことから、IHGでは、出張先のホテルでも無料のインターネット接続環境があれば自宅並みにくつろぐことができ、出張旅行者にとってはインターネット上で家族や友人と連絡を取れることが最優先事項であることが判明した、としている。

同調査は2013年5月21日~6月14日まで、オーストラリアやカナダ、中国など世界12ヶ国の成人1万人を対象に実施し、出張経験のある成人の標本として集計した。IHGでは調査の全結果(英語)について、提供に応じるとしている。

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