エアアジアX(D7)は、クアラルンプール発着の日本便(東京と大阪)、韓国便(ソウルと釜山)をスケジュール通り運航することを改めて告知した。エアアジアは、エアアジア・ジャパンについてANAホールディングスとの合併を解消したが、エアアジアXの日本路線については継続の意思を表明、日本市場への再参入検討も明らかにしてきた。今回の発表は、それを正式に発表し路線継続をコミットしたものだ。
エアアジアXのCEOアズラン・オスマン・ラニ氏は、同社の戦略を「北アジア市場の拡大」ととらえており、「特に日本と韓国には、エアジアXが市場のリーダーとなる大きな成長の可能性と機会がある」とコメント。2013年の累計で東京便の平均座席利用率は85%、大阪便が81%となっており、「エアアジアXは2013年末までに日本への便数を増加することにより、日本全体における大幅な成長を見込んでいます。」として増便の意思を明らかにした。なお、エアアジアXは現在は東京、ソウルへデイリー、大阪、釜山へ週4便で運航している。