国土交通省はこのほど、2013年(平成25年)4月の航空輸送統計を発表した。それによると、国内定期航空輸送の旅客数は前年度比5.6%増の659万2373人、旅客キロは同6.9%増の59 億 8814 万3000人キロとなり、座席利用率は57.8%となった。幹線・ローカル線別では、旅客ベースで幹線が282 万9141人、 ローカル線が376 万3232人となり、旅客キロベースでは、幹線が29億 1099万9000人キロ、ローカル線が30億7714万4000人キロという結果になった。
一方、国際航空輸送の旅客数は同1.6%増の109万7046人、旅客キロは同4.3%増の47 億 3459 万5000人キロと増加した。方面別で見ると、中国が20万5448人(同20%減)、韓国が13万2009人(同5.5%減)、その他アジアが44万2273人(同18.3%増)、米大陸が12万8581人(同9.9%増)、太平洋が8万9307人(同6.1%減)、欧州が8万8907人(同1.3%増)、オセアニアが1万521人(同6.2%増)となり、中国・韓国線での減少が続く結果となった。