ニュージーランド航空、来年10月にB787運航開始、成田線にも投入予定

ニュージーランド航空(NZ)は、ボーイング787-9型機の定期運航を2014年10月からオークランド/パース線で開始する。これは、同社がオークランドに開設した「カスタマー・イノベーション・アンド・コラボレーション・センター」（CICC）開館式でクリストファー・ラクソンCEOが明らかにしたもの。

センターには、ボーイング787-9型機の内装が展示されており、実際に787-9型機のビジネス・プレミア、プレミアム・エコノミー、エコノミーの3つのクラスのキャビンシートおよびNZ独自のデザインシート「エコノミー・スカイカウチ」を体験することができる。シアトル以外でこの展示を見られるのはこのセンターのみ。

787-9型機のビジネス・プレミア・キャビンはヘリンボーン式レイアウトのフルフラット・シートが18席、プレミアム・エコノミー・キャビンは「2-3-2」の並びで21席あり、それぞれのクラスには専用の洗面所が設けられている。また、エコノミー・キャビンはスカイカウチ14列を含む合計263席。ニュージーランド航空は、787-9型機を、オークランド/パース線（ヴァージン・オーストラリア航空とのトランス・タスマン提携便）に続いて、オークランド/成田線、オークランド/上海線にも投入する予定だ。

なお、B787-9型機の予約は、2014年10月15日の運航便からニュージーランド航空とヴァージン・オーストラリア航空で可能となる。