航空会社の安全運航やプロダクトの格付けを行っているAirlineRatings.comは、2014年の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」にニュージーランド航空(NZ)を選出した。機内イノベーション、財政状況、安全運航、従業員のモチベーションなどのほか、最新機を揃えたフリートや環境への継続的な取り組みも高く評価した。NZは合わせて「ベスト・プレミアム・エコノミークラス」賞も受賞した。
「リージョナル・エアライン・オブ・ザ・イヤー」は、シルク・エア(MI)が受賞。カスタマーサービス、プロダクト、財政状況などのほか、リージョナル路線を運航しながら、ファーストクラスを設けている点が評価された。
このほか、エミレーツ航空(EK)が「ベスト・ファーストクラス」賞と「ベスト・インフライト・エンターテイメント」賞、キャセイ・パシフィック航空(CX)が「ベスト・ビジネスクラス」賞、カンタス航空(QF)が「ベスト・エコノミークラス」賞と「ベスト・ラウンジ」賞をそれぞれ受賞した。
また、各地域の「ベスト・ロングホール・エアライン」賞は、中東/アフリカがEK、アジア/太平洋がシンガポール航空(SQ)、欧州がスイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)、北米がエア・カナダ(AC)。「ベスト・ローコスト・エアライン」賞では、北米でジェットブルー(B6)、アジア/太平洋でジェットスター(JQ)、中東/アフリカでフライ・ドバイ(FZ)、欧州でノルウェー・エア・シャトル(DY)がそれぞれ選ばれた。