ANAの女性役員が「J-Win ダイバーシティ・アワード」受賞、女性活躍推進などで

ANA取締役執行役員・河本宏子氏 ※プレスリリースより

全日空(NH)の取締役執行役員・河本宏子氏が、ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(J-Win)主催の「2014 J-Win ダイバーシティ・アワード」で、リーダー・アワードを受賞した。航空会社の受賞は初めてのこと。

「J-Win ダイバーシティ・アワード」は、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I ※)を推進する先進企業を表彰するもの。リーダー・アワードは個人に対する賞で、今回の選定理由について、河本氏が6000名を超える客室センターのトップとして、SKYTRAXランキングで初の最高評価獲得に貢献したことや、女性活躍推進を経営戦略の柱と位置付け、役員としてその推進をコミットしていることなどを挙げている。

なお、ANAの全社員に占める女性の割合は52%。ANAでは、多様性を強みに次の時代を勝ち抜くためにはさらなる女性の活躍推進が必要とし、女性が長期的かつ自律的にキャリアを描ける支援を行なっているほか、2014年度入社以降の客室乗務員の採用形態を長期社員採用に変更。こうしたグループの取組みを受け、東京証券所も女性活躍推進に優れた企業として評価し、ANAホールディングスを「なでしこ銘柄」に選定している。

※D&Iとは、「多様な人たちを受け容れその力を活かすこと」。お互いに理解し尊重し合うことで持てる力を発揮し、新しいものを作り出すことが企業の持続的な成長に繋がるという考え方(J-Winホームページより)

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