エア・カナダ(AC)は、同社のPR大使としてお笑いコンビ「はんにゃ」の金田哲さんを任命した。2014年7月2日から新規就航する羽田/トロント線キャンペーンのPR大使として活動するもので、特設サイトや駅で展開されるポスターに登場して「エア・カナダマン」として活動していく。
今回新規就航する羽田/トロント線は、羽田発着の昼間便で唯一の北米路線。同社のアジア路線で初めてB787(ドリームライナー)を投入する路線でもあり、PRを強化していく考えだ。まずは、知名度の高いお笑いコンビ「はんにゃ」の金田(かなだ)さんをPR大使とすることでインパクトの強いキャンペーンを展開し、同路線の認知度をあげていく。
AC日本支社長のワイス貴代氏によると、羽田線の予約は個人を中心に伸びており「今回のキャンペーンを機会にさらに増えていくだろう」との見通し。首都圏の渡航者に強いだけでなく、日本の地方都市に多くの路線網をもつ羽田空港のメリットをいかして地方需要の取組みも強化していく方針。そして、将来的には90%を超えるロードファクターの路線として育てたい考えだ。
PR大使任命の記者会見でワイス氏は、同路線がカナダ国内へのアクセスとともに北米・中南米の各都市へのネットワークが充実していることを紹介。利便性の高い路線であることをアピールした。マーケティング・エグゼクティブの笹淵正一郎氏は、トロントの乗継ぎがスムーズであることを強調。特に、北米各都市へのアクセスもよく米国の入国審査を完了することができるため米国主要空港での入国よりも迅速な入国が可能な点をアピールした。
(トラベルボス編集部:山岡薫)