オーストラリア政府観光局(TA)とビクトリア州政府観光局(TVIC)は、ジェットスター航空(JQ)が本日2014年4月30日に成田/メルボルン線に就航することを好機とし、今後日本市場での観光促進を図る。
ビクトリア州の州都であるメルボルンは、オーストラリア第2の都市。19世紀の建物と近代的な建物が融合した街は「ガーデンシティ」の異名をとるほど公園も多く、エコノミスト誌の「世界で最も住みやすい都市」ランキングで2013年まで3年連続で1位に選ばれている。全豪オープン、メルボルンカップ、F1グランプリなど世界的に著名なイベントも多く、近郊にはフィリップ島などの観光地もあり、毎年世界各国から約200万人の観光客が訪れているという。
さらに、食文化も発達しており、モダン・オーストラリア料理をはじめとする多国籍が融合した料理は世界的にも評価が高い。イタリア系移民の影響でカフェも点在するほか、郊外にはオーストラリア有数のワイン地帯ヤラ・バレーや、果樹園の多いモーニントン半島など、グルメ関連の素材が豊富だ。
オーストラリア政府観光局では今後、オーストラリアの食とワインのグローバルキャンペーンを展開していく予定で、メルボルンをマーケティング戦略上、重要な位置づけとする都市のひとつとする予定。今後はビクトリア州政府観光局と協力し、メルボルンの観光促進を強化していく予定だ。
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