外務省、タイ全土に戒厳令で注意喚起、旅行者滞在に影響ある可能性で

外務省は2014年5月20日、タイ全土に陸軍が発出した戒厳令に伴い海外安全ホームページで注意喚起を呼びかけている。

外務省は、戒厳令下では既に放送の規制や政治デモ集会の制限が発表されており、今後はタイに在留している日本人や旅行者の日常生活や滞在にも影響がおよぶ措置が執られる可能性が排除できないとしている。

また、5月20日現在、プラユット陸軍司令官を長とする平和・治安維持司令部が反政府勢力(PDRC)と政府支持勢力(UDD)に対して移動禁止の措置を執っているものの、集会拠点に留まることを許可。引き続き以下の場所でデモ集会が継続されており、外務省は反政府勢力と政府支持勢力の双方が集会などを行っている地域には近づかないことや、深夜や早朝の外出は極力避けるなど、安全確保に十分注意してほしいと呼び掛けている。

  • 人民民主主義革命委員会(PDRC)/場所:首相府及び国連ビル至近のラーチャダムヌーン通り
  • 反独裁民主戦線(UDD:通称「赤シャツ・グループ」)/場所:バンコク都タウィーワッタナ区(ナコンパトム県とバンコク都の境界;アクサ路とプッタモントン4路との交差点周辺)

参考記事>>>

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…