訪日外国人、2014年4月は過去最高の123万2000人、クルーズが寄与

日本政府観光局(JNTO)によると、2014年4月の訪日外国人の人数(訪日外客数:推計値)は、前年比33.4%増の123万2000人となった。年間を通じた単月としての2か月連続で過去最高を記録。これまでの過去最高は先月2014年3月の105万1000人で、約18万人上回ったことになる。

JNTOは、増加の要因を日本の「桜」ツアーが各国で定着してきたことや、東南アジアのビザ緩和、羽田空港の国際線発着枠拡大などの効果があったものと分析。また、タイのソクラン休暇や欧米豪市場などのイースター休暇、大型クルーズ船の寄港が寄与したものとしている。

市場別では、台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、米国、フランスが年間を通じて単月として過去最高を記録。中国、香港などは4月として過去最高となった。特に、中国市場では、クルーズ船の寄港が増加に大きく貢献した。一方、韓国市場は、前年比5%減となり、JNTOは要因を旅客船沈没事故の影響としている。

JNTO発行のプレスリリースより

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