フィンエアーグループは、同社のハブ空港であるヘルシンキ・ヴァンター空港内にプレミアムラウンジを新設した。新しいラウンジは、日本を含むシェンゲン協定非加盟国線エリア内36番ゲート付近にある既存の同社ラウンジに隣接して設置。フィンランド企業のdSign Vertti Kivi & Co社が設計を手掛けたもので、既存のラウンジを補完する位置づけだ。2014年7月1日から運営開始となる。
新しいラウンジは、総面積は407平方メートルで最大122人の収容が可能。仕事をしたい旅客とリラックスをしたい旅客に対応する異なるエリアを提供する。北欧デザインとフィンランドの自然が調和した空間を目指し、季節や時間帯に合わせて、室内の照明、ビデオプロジェクションを変化させることで、独特の落ち着いた雰囲気をつくりだした。
また、大きな特徴としては、新しいプライベートシャワースイートとフィンランド式サウナを設置。フィンランド製のフォレストベリー配合のシャンプー、シャワージェル、ローションなども用意した。プレミアムラウンジと隣接する既存ラウンジを利用する旅客の利用が可能だ。
なお、新しいプレミアムラウンジは、同社のロイヤリティプログラム「フィンエアープラス」のゴールド、プラチナ会員の旅客と同伴者、JALをはじめとするoneworld加盟航空会社の対象ステータスのメンバーカードの保持者が利用できる。