タイ、夜間外出禁止も国内空港はすべて稼働、フライトも通常運航

タイ国政府観光庁は、2014年5月22日に発生したタイ国軍による全権掌握宣言（クーデーター）にともない、公式サイトで現地空港の状況を案内している。それによると、タイ国内ではすべての空港が稼働。タイ全国には夜間外出禁止令が22時～5時まで発令されているが、空港発着便を利用する乗客は通常通り、いつでも市内と空港間を移動することができる状況だという。ただし、夜間外出禁止令中の発着便を利用する旅客は、当局からの質問がある場合があるため渡航書類をすべて準備することを勧めている。

また、航空会社も運航について案内を始めた。タイ国際航空（TG)は、通常運航を行っていると発表（5月23日9：30現在）。日系航空会社についてもJAL（同10時現在）、ANA（同8時現在）とも通常運航。ANAは、検問などで空港への移動が通常より時間を要することが予想されるため、時間的に余裕を持って空港へ移動することを呼び掛けている。

なお、TATによると公共サービスについては夜間外出禁止令を遵守するための営業時間を調整中だ。