日本政府観光局(JNTO)は、国際会議協会(ICCA)が取りまとめた2013年の国際会議件数の統計(暫定値)を発表した。これによると、2013年に世界で開催された国際会議は1万1685件となり、前年よりも529件増加した。このうち日本での会議数は342件で、過去10年で最多。アジア・大洋州で2年連続1位となり、世界総合ランキングでは前年8位から1つ順位を上げて7位となった。
都市別では東京が79件、京都が43件、大阪が20件の順で、世界順位では東京の26位が最高。アジア大洋州に限るとシンガポールが175件で世界6位、ソウルが125位で世界9位、北京が105件で18位。日本で最多の東京は昨年よりも19位順位を上げたものの7位で、アジア大洋州のトップクラスの都市の開催件数からは水をあけられている。