米国国土安全保障省のジェー・ジョンソン長官は、運輸保安庁(TSA)に米国内への直行便が乗り入れる特定の国際空港で、より厳しい保安強化対策を実行するよう指示した。これはTSAが2014年7月6日に発表したもの。電池切れの機器に関して、旅客機への持ち込みを禁止する内容が含まれている。
搭乗客は現在、所持するすべての電子機器を空港警備員によってスクリーニングされており、その際に携帯電話などいくつかの電子機器の電源を入れるよう指示されることがある。今回の保安強化対策で、さらに追加のスクリーニングを実施する可能性もあるようだ。
TSAは、最もレベルの高い航空保安対策を実施しながら、かつ旅行者ができるだけ便利に利用できるよう調整していく、としている。
(トラベルボイス編集部)