夜景観光コンベンション・ビューローは、2014年度の「日本夜景遺産」として新たに15か所を認定し、このほど発表した。全国120以上のエントリーに対し、全国4300名の夜景観賞士による投票や現地調査、申請確認等を経て選定したもの。これにより、日本夜景遺産は全国190か所となった。
今回加わった夜景遺産は、「自然夜景遺産」と「施設型夜景遺産」が2か所づつ、「ライトアップ夜景遺産」が7か所、歴史文化夜景遺産が4か所。京都初めて「京都・花灯路」「高台寺」が認定されたほか、花火祭りとしては「長岡まつり花火大会」、鉄道領域としては「函南電車」など、初の認定となった夜景遺産も多かった。
夜景観光コンベンション・ビューローによると、今回は夜景の美的価値はもちろん、日本人特有の「夜を愛でる文化」としての価値観が例年以上に反映されたのが特徴だとしている。詳細は以下の通り。
【自然夜景遺産】
- 織姫公園・足利織姫神社(北関東/栃木県・足利市)
- 別府湾SA(九州/大分県・別府市)
【施設型夜景遺産】
- 川崎マリエン(首都圏/神奈川県・川崎市)
- 岳南電車(岳南鉄道)(東海/静岡県・富士市)
【ライトアップ夜景遺産】
- あしかがフラワーパーク 藤のライトアップ(北関東/栃木県・足利市)
- さがみ湖イルミリオン(首都圏/神奈川県・相模原市)
- 上田城跡公園(北信越/長野県・上田市)
- 氷柱白糸イルミネーション(北信越/長野県・佐久郡軽井沢町)
- 輪島・白米千枚田「あぜの万燈&あぜのきらめき」(北信越/石川県・輪島市)
- 京都・花灯路(関西/京都府京都市)
- 高台寺(関西/京都府京都市)
【歴史文化夜景遺産】
- 銀山温泉(東北/山形県・尾花沢市)
- 長岡まつり大花火大会(北信越/新潟県・長岡市)
- 永平寺大燈籠ながし(北信越/福井県・吉田郡永平寺町)
- 戸畑祇園大山笠(九州/福岡県・北九州市)
(トラベルボイス編集部)