サービス産業生産性協議会は、2014年度の顧客満足度指数「JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index)」の第5回調査結果を発表した。それによると、近郊鉄道(電鉄)部門の顧客満足度1位は6年連続で阪急電鉄、2位は4年連続で東急電鉄、3位は京阪電鉄(前年4位)だった。
近郊鉄道部門の調査対象は、23企業・ブランドで、消費者の声をもとに顧客期待・知覚品質・知覚価値・顧客満足・推奨意向・ロイヤルティの6指標で評価を実施。阪急電鉄は6つの指標すべてで1位となった。また、顧客満足度2位の東急電鉄は顧客期待・知覚品質・知覚価値・推奨意向・ロイヤルティすべてで3位、京阪電鉄は顧客期待・知覚品質・推奨意向・ロイヤルティの4指標で2位となった。
近郊鉄道部門の顧客満足度トップ12は以下のとおり。
▼顧客満足度ランキング:近郊鉄道部門(カッコ内はスコア)
- 阪急電鉄(76.6)
- 東急電鉄(72.9)
- 京阪電鉄(72.7)
- 京王電鉄(71.3)
- 東京メトロ(71.2)
- 京浜急行電鉄(71.0)
- 西日本鉄道(70.0)
- 相模鉄道(68.7)
- 名古屋市営地下鉄(67.7)
- 小田急電鉄(67.3)
- JR東日本(65.1)
- 西武鉄道(65.0)
今回の調査は2015年1月6日から2月2日までで、インターネット上で実施、総回答者数は1万9449名。また、2014年の総合評価結果は2015年4月に発表予定。