京都文化交流コンベンションビューロー(KCVB)はホテルデータサービスの世界大手、STRグローバルと提携し、会員ホテルに対するホテルマーケット情報の提供を開始した。日本の自治体系観光関連機関がSTRグローバルと提携するのは初めてだという。
KCVBはインバウンド旅行客と大型国際会議などMICE誘致の一環として、STRのデータサービスを活用していく。「マーケティングの高度化と効果的な観光誘致プロモーションには、データの整備とタイムリーな宿泊施設の市況把握が必要」としている。
一方、STRグローバルは京都のホテル市況データを世界に発信するのが目的。STRグローバルには2015年4月現在で、日本国内では500軒以上13万件超のホテルが加盟しているが、今回の提携でデータサンプルが拡大し、京都のデータがさらに活用しやすくなるという。