エイチ・アイ・エス(H.I.S.)のエコスタディツアーデスクは、国の「地方創生」施策の一つである地域社会の新たな担い手「地域おこし協力隊」の実態を長崎県対馬で体験するツアーを、一般社団法人MITとの共同企画で発売した。
地域おこし協力隊は人口減少や高齢化の進行が著しい地方に、地域外の人材を流入して地域力の維持・強化を図る活動。2016年までに参加者を3000名にする目標がある一方で、「赴任したもののイメージと違った」「受入側の需要とは違っていた」というミスマッチも発生しており、その是正と地域おこし協力隊の“予備軍”育成を目的に企画した。
今回のツアーで実施するのは、漁業や農業体験、民泊(ホームステイ)などの島の暮らし体験。さらに現在活動する地域おこし協力隊員や協力隊員から移住し、起業した人、津島市行政担当との交流時間も設ける。最終日にはグループワークも行なう予定だ。
ツアーは、地域おこし協力隊や地方創生に関心のある社会人・学生さんの参加を見込み、シルバーウィークの9月20日出発で設定。旅行代金は3日間で12万9000円で、6月中に九州圏、首都圏、関西圏の3会場で募集説明会を実施する。
H.I.S.「漁業や民泊を通して離島での暮らしを満喫&課題先進地域に学ぶ地域おこし協力隊最前線!国境の離島 対馬で地方創生を学ぶ3日間」
http://eco.his-j.com/volunteer/tour/TF-JP-TSJ001